カプセルホテルってどんなところ?心構えしておくべきポイントを紹介

宿泊

皆さんは、カプセルホテルに泊まったことはありますか?
近年、スタイリッシュなカプセルホテルが増え、気になっている方も多いのではないでしょうか?

先日カプセルホテルデビューを果たしたぴょんた。
正直、苦戦しました

この記事では、カプセルホテル初心者のぴょんたが苦戦したポイントをご紹介します。
これからカプセルホテルを体験したいと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

カプセルホテルとは?

カプセルホテルとは、大人1人が横になれる広さのカプセルに寝泊まりする簡易宿泊施設のことです。
法律でホテル営業でなく簡易宿所営業として扱われているため、個室(カプセル)に鍵はついていません。

チェックインからチェックアウトまでの流れは?

カプセルホテルは、ベッド(カプセル)フロアと、荷物を置くフロアが分かれています。
そのため、ビジネスホテル宿泊とは少しちがった動線となります。

1.受付でチェックインし、寝間着などを受け取る
2.ロッカーフロアに行き、荷物を置いてスリッパに履き替える
3.着替えを持ってシャワールームに行きシャワーを浴びる
4.スマホなどの最低限のものを持ってベッドフロアに行く
  ~睡眠~
5.起床後ロッカーフロアで洗面、着替え
6.受付でチェックアウトし、寝間着などを返す

施設に入ったタイミングで外靴を履き替えたり、シャワールームでなく大浴場を設置していたり、ホテルによってちがいはあります。
ただ、大枠はこのような流れになっています。

今回の宿泊ホテル

今回私は「ナインアワーズ赤坂・スリープラボ」に、6泊7日で滞在しました。
赤坂駅出口1から徒歩4分の好立地。

大きい通りから1本入り、静かな通りに現れる。

ナインアワーズは、東京、大阪、愛知、福岡、宮城に店舗があります。

赤坂エリアにしたのは仕事の都合上ですが、その範囲で

・宿泊費が安かった(約2,200円/泊!)
・スタイリッシュな雰囲気できれいそうだった

という理由でこのホテルを選びました。

シャワー、洗面台、ロッカー、トイレが同じフロアにあり、ベッドルームだけ別のフロアにあります。さらに、それぞれ男女別フロアで、エレベーターも別々です。

チェックイン時に支給されるアメニティー類はこちら。

・寝間着(七分袖のメッシュ素材のTシャツ、同じ素材の長ズボン)
・バスタオル、フェイスタオル、バスマット
・スリッパ
・歯ブラシ、歯磨き粉

連泊の場合でも、毎日チェックイン時に新しいものがもらえます。
また、シャワールームにはシャンプー、コンディショナー、ボディーソープがあります。

カプセルホテルの特徴

それでは、まずはカプセルホテル全般に共通しそうな苦戦ポイントを、4つ見ていきましょう。

荷物を忘れると面倒くさい

ビジネスホテルとちがい、カプセルホテルでは荷物はロッカーの中にあります。

シャワールームに入ってから、
「あ、ロッカーに洗顔料わすれてきた!」

ベッドフロアに移動してから、
「あ、ロッカーにイヤホンわすれてきた!」

ということが、何度もありました。

ビジネスホテルではすっぽんぽんで部屋に洗顔料を取りに行ったり、連泊するのであればお風呂に置きっぱなしにしたりできます。
しかし、カプセルホテルでは、必要なものだけを持って移動するスタイルになります。

私と同じように忘れっぽく、かつ連泊予定の方は「お風呂バッグ」と「睡眠時バッグ」を用意し、詰め替えなしでスタンバイしたほうがいいかもしれません。
(それでも、コインランドリーで洗った下着を入れ忘れたりしますが・・・)

シャワーを浴びたらすぐに服を着なければならない

ナインアワーズ赤坂スリープラボは温泉のスタイルとは異なり、それぞれのシャワー室(脱衣所)の中で服を着替えなければなりませんでした。

私は、普段はお風呂から上がったあとバスタオル1枚で過ごし、体を冷ましながら髪を乾かしています。

人それぞれの生活スタイルがありますが、私のように少し窮屈に感じる方もいるでしょう。

寝返りに気を遣う

ナインアワーズ赤坂・スリープラボ。ランダムにカプセルが配置された、スタイリッシュなつくり。

寝るときの周りの音が気になるのでは?と心配な方も多いでしょう。
実際、土曜日の朝チェックアウトの10時ぎりぎりまで寝ていたら、歩く音は少し気になりました。
しかし、夜寝ようとする時間帯は、足音・寝返りの音・いびきなどは、さほど気になりませんでした

それもあってか、逆に自分の動く音がとても大きく感じられ「寝返り打ちたいけど・・・うーん」と悩むことがたびたびありました。

周りの音でなく、自分の音が気になり気疲れするとは予想外でした。

日中の滞在はできない

これもホテルによって違うと思いますが、ナインアワーズは連泊の場合も毎日10時までにチェックアウトしなければなりませんでした。

ただ、カプセルの中にいられないというだけで、チェックアウトの10時からチェックインの14時の間は、受付があるロビーのような場所で過ごすことができます。
そこでWi-Fiやコンセントを使えますが、共有スペースのため個人的には仕事のzoom会議などははばかられました。
(禁止されてはいません)

「ナインアワーズ赤坂・スリープラボ」の特徴

ナインアワーズ赤坂・スリープラボだからこその苦戦点もありました。
2つご紹介します。

睡眠測定の機械の音が気になる

壁に映った枕が湾曲していることからわかるように、内側の壁は、入り口の形同様に隅が丸くなり圧迫感のない設計になっている。ライトはつまみで細かな調整が可能。

ナインアワーズ赤坂「スリープラボ」という名前にあるように、このホテルでは睡眠解析をしてもらえるプランがあります。

興味本位でそのプランにしてみたところ、枕もとで「ブォーーーーーーーーン・・・」という機械の音が鳴り続け(たまに途切れ)、少し気になりました。

アラームの音を出すのが禁止だったためイヤホンをつけて寝ており、YouTubeをかけて寝る習慣も奏功し寝付けました。

最近の眠りのお供はこちら。

興味がある方は測定プランにしてもいいかも。
ただ私は、次回は測定なしプランを選ぶと思います。

おまけ(かつ一番だいじ!?)虫発生・・・!

ロッカー、シャワー、洗面台があるフロアで、小さい虫がけっこう出ました。
全長1ミリくらいの、ベージュで丸っこい虫。
ロッカーを開けると床をてくてく、洗面台や脱衣所の壁をてくてく。

「自分は今キャンプ場にいる!」と思い込んだらあまり気にならなくなりましたが、虫が苦手なので「これから6泊するのに」と初日は絶望していました。

ただ、泊まったことのある友人によると、大阪のナインアワーズでは虫は出ないそう。

土地柄なのか季節柄なのかはわかりませんが、なんとか改善してほしいです。

そうは言ってももちろん魅力もある

苦戦点を挙げてきましたが、もちろん魅力もあります。

まずはやはり値段。
6泊7日で13,300円(税込)は、ビジネスホテルやネットカフェでは見られない安さです。
私はアドレスホッパーを目指しているため、その際にはたくさんお世話になろうと思います。

また、特別感。
今回泊まったナインアワーズ赤坂・スリープラボは、スタイリッシュで視覚的にわくわくしました。
ちょっとした非日常を味わいたいとき、アトラクションとしてとても優秀だと思います。

まとめ

今回、私は初めてカプセルホテルに行き、「あぁ、そりゃそうだよなぁ!」と思う苦戦点が多くありました。
ただし、安くて便利なのも事実。
私は今回の経験を踏まえ、より快適にカプセルホテルで過ごせるよう、試行錯誤していきます。

心構えがあるだけで、使いづらさ・快適さはちがってくるでしょう。
ぜひこの記事で予習をしたうえで、初めてのカプセルホテル宿泊を楽しんでください!

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